13番 そう書かれた紙を見て、黒板に13という数字を探す… 窓際から2列目の一番後ろの席。 席を確認したら一斉にみんなが自分の机をガタガタ引き摺って行く。 そして、隣の席を見て目をパチパチさせた… 「なんで!?」 『はっ? いや、だって俺8番だし』 美眞が8と大きく書かれた紙をヒラヒラさせた。 まさかの、隣の席。 いや、嬉しいよ!? 嬉しいけど… なんか緊張するじゃんか。