何も話すことなく、気が付いたらアタシは寝ていて、目が覚めたら美眞が寄りかかって寝ていた。


右肩に乗っている美眞の頭…


あっ、足!


右足首を見るとさっきまでの氷袋はなくなっていて、湿布が巻かれていた。


寝ている間に美眞が…?


すると目が覚めたのか、ゆっくり起き上がった美眞。




『ごめん、寝てた』


「これ、美眞がやってくれたの?」




右足首の湿布を指さす。