何処からかアタシの頭に何かが飛んできて当たった。


後頭部からだ…


だるそうに、半分イラッとしながら身体を起こして床を見ると消しゴムが落ちていた。


これ…創のじゃない。


じゃぁ、一体誰が!?


思いあたりは美眞しかいない。


だけど本人は机に突っ伏して寝ていた。


アタシ、誰かに何かしたかなぁ…


ありったけの出来事を思い出すけれど、なかなかどれもこれもピンとこない。


まぁ…いいや。


起きろってことよね。


はいはい。起きますよーだ。