しばらくしてゆっくり、夕空が唇を離してアタシをみつめる。



『凛時…』



キスしてって合図なのだろう…


夕空の唇にそっとキスをする。

でも恥ずかしさMAXですぐに離してしまう。


ムリムリムリ!!!!


できないよ…



『…もっと』


「でも」


『俺に触れたいんだろ…?』


「なっ//////」


『耳まで真っ赤だけど』



耳元で言われると、ものすごくくすぐったい。


ほんと、身が持たないって!!!!


だけど、触れたいのは本当。


勇気を出てまたキスをすると、夕空がアタシをお姫様抱っこしてベッドに寝かせた。