今日は美眞と、一言も話せなかったなー…


1人の帰り道、家までの道のりをダラダラと歩く。


いつもは小さな子ども達がはしゃいで遊ぶ公園が、まだ17時なのに誰もいなくなっていた。


ふと空を見上げて気付く。


あぁ、そっか。


日が暮れるのが早くなるからだ。


誰もいない静かな公園のベンチに座ってもう一度空を見上げる。


美眞も、夕空を見て笑って欲しいな…



「なぁーんてね」