そして授業が終わるとすぐに美湖ちゃんが美眞の元へ…




「夕空、今日は?」


『ごめん!』


「そっかぁ。うん!分かったよ!
じゃ、また明日ねー」



一度落ち込む姿を見せたけど、すぐにニコニコ笑顔で笑った美湖ちゃん。


一人で教室を後にすると、その後ろを聖澤くんが追いかけた。


ふーん?


またジッと美眞を見た。




「いいの?」


『別に。』


「そっか。」




なんだ…


ちょっと嫌そうじゃん。


そんなに美湖ちゃんと二人が良いって事か。


アタシじゃ…もの足りたい?




『ほら、行くぞ?』


「うん」