そのアドバイスを取り入れて、30分後ようやく読書感想文が仕上がった。



「お、終わったぁー!!」


『お疲れ様!』


「そして定番の〜…」




創に右手の側面を見せてみた。




『ハハッ!
やっぱり真っ黒やな!』


「頑張った証ってやつ?」


『まっ、そういうことやな!』



全部課題を仕上げたところで創とハイタッチを交わした。


暑い暑い夏…


窓からは生暖かい風…


首振りの扇風機で二人して涼しむ。




『ワレワレハ、ウチュウジンダ』


「ぷっ!ははは!!
高校生になってやる人いるんだね?」


『だって、扇風機といえばコレやろ!』



なんて平和な時間なんだ!笑


創といるといっぱい笑える。


これからはその笑顔、たくさん彼女さんに見せてあげてよ?