何も話さず、着いた先は…




『あっ!ゆう兄ちゃんだ!』


「えっ!?わぁー!」




その場にいた小さな子が美眞に飛びついていく…


ここが、きっと美眞がいた施設なのかな。


こんなに小さな子が…




『よ!みんな元気にしてたか?』


「うん!」


『僕、身長伸びたよ!』


「私もー!」




わっ!?


こんなに明るい美眞、久しぶりに見た…


まるで別人じゃん?




「お姉ちゃん、だーれー?」




1人の女の子がアタシを見上げた。


えっ…とー…




『お友達の 凛時 お姉ちゃんだよ』


「りと?」


『やった!お姉ちゃん遊ぼ遊ぼ!』





へっ!?