「おかえりなさいませ。夏様、胡桃様。」
「胡桃様、こちらは?」

「ただいまばあや、、えっと」
「胡桃さんの彼氏の蓮です。同じ高校の3年です。」

「あらあらどうぞお上がりください。蓮様。」

もう!これだから迷ったの。。
超豪邸に住んでる私は父がメイド執事合計50人以上の使用人たちを雇っている。

「可憐様もお帰りですよ。」
「可憐ちゃんどこ!」
お兄ちゃんは妹が見たくてしょーがないみたい。
「中庭で写真を撮られておりますよ」

可憐は写真を撮るのが好き。
でも普段はモデルで撮られる側、、。
ちなみに企業のパンフレットの表紙は私と可憐。来年度からはお兄ちゃんも加わるであろう。。

「かれんっちゃーんっ」
「おにーちゃんうるさい。」

「はい。」

「か、可憐もう少しお兄ちゃんに優しく、、、あ、あとそれから、彼氏の蓮先輩です。お兄ちゃんと同級生、」
「この人が彼氏?

ふーん、、

ま、お姉ちゃんが選んだ人なら間違いないか。蓮さんお姉ちゃんのこと泣かせたりしないでくださいね、」