「……え?」

私は分からなかった。
星輝は……?
星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝星輝!!!!!!!

「あ……」

急降下しているなか私は気づいた。
星輝の背に翼は二つついている。
だけど私は……片方が無い。
足のように片方がない。
……なんとも滑稽、

グヂャンッ!!!!!

落下音と何かが潰れる音
そして全身に痛みを一瞬感じた私は死んだ。
最後の一瞬、幻覚の星輝は見えなかった。
結局、何も出来ない無力な私は
生きることすら許されなかった。
天使になることすら許されなかった……。

……片翼しかない天使は飛べないから。
死ぬしかないんだ。


そう思って目をつぶった時
不意に耳元で囁かれた気がした。