(拓海くん......どうしたんだろ?)
『 心愛ちゃんって橘くんのこと好きなの?』

『 えっ......///////////////』

(心愛ちゃん......すごいわかりやすい。)

『 あ...あの...蒼介くんには....../////』

『 大丈夫言わないよ。』

『 ありがとー!!.........!!!!!!』
私はあることを思い出した――...

(そういえば!蒼介くん後ろにいた...)と思って私は後ろを振り向いてみると――...

『 ――.........。』
(よかった...。音楽聞いて本読んでた。)と思って私はホッとしていた......。


だから私は知らない――...
蒼介くんが拓海くんを睨んでいて、拓海くんがそれを見て笑っていたことに――。