西名真治
(にしなしんじ)

十七歳・高二・空煌の友人

油島秋充
(ゆしまあきみつ)

十七歳・高二・空煌の友人

丸橋南都芽
(まるはしなつめ)

徹也の友人・読書仲間

伏美悠真
(ふしみはるま)

徹也の友人・クラスメイト

坂根菻汰
(さかねりんた)

十七歳・高二・空煌の新しい友人

生徒会の副会長

下級生の間では気難しいく
近寄りがたいと言われている
七夜宕季
(かなしとうき)

四十歳・空煌の実父

葉月と結婚するため
空煌を棄てる

糸目葉月
(いとめはづき)

二三歳・宕季の恋人

空煌を疎ましく思う
僕はその日、どしゃ降りの公園で
他校の先輩を見つけました。

少しだけ、面識のある彼は
傘もささずにベンチに座っていて……

『七夜さん?』

鞄を持ち直して
七夜さんに近づいてみました。

『ん? あぁ、秋鹿か
久しぶりだな』

彼は虚ろな目をして
返事をしながらも
何処か遠くを見ているようでした。

『風邪ひきますよ?』

話しかけながら
傘を彼の方に傾けたその時、
横に置かれた
鞄に気が付き、家出でも
して来たのかと思いましたが
その考えは一瞬で消えました。

本当に家出なら
友人の家に行けばいいだけですから。

『とりあえず、
僕の家に行きましょう』

どっちにしても
制服のまま夜まで
此処にいれば
風邪をひくだけでなく
補導されてしまいますからね。

『僕も寒くなって来ましたし
何時までも、此処にいる訳には
いかないんですから』

事情は彼が話してくれない限り
分かりませんがただ事では
ないのは確かです。

家に着き、お母さんを呼びました。

『お母さん、すみませんが
タオルを二枚とってもらえますか』

二枚のバスタオル持って来た
お母さんは僕らを見て
大慌てでお風呂場へ。

「あらあら、大変❢❢

二人共、着替えちゃいなさい」

ある程度拭いて、
七夜さんを連れて洗面所へ。

僕の服では小さいので
お母さんがお父さんの服を
持って来てくれました。

お風呂が沸くまでは
リビングで待つことに。

「徹也が誰かを
連れてくるなんて珍しいわね」

僕らにお茶を配りながら
お母さんが笑いました。

そう言われれば、
僕が誰かを家に連れて来たのは
小学校以来かも知れませんね。

『お名前、訊いてもいいかしら?』

お母さんの言葉に七夜さんは
顔を上げてわりとはっきりした
声で名前を告げました。

『七夜空煌といいます。

突然、お邪魔してすみません』

机に指で一字一字書きながら
説明しています。

七つの夜の空が煌めくですか……

名字は知っていましたが
下の名前は今知りました。

「空煌君ね。

そんなこと気にしなくていいのよ」

「私は徹也の母親で秋鹿紗和です。

紗和さんって
呼んでくれると嬉しいわ」

お母さん、
抜け目がありませんね(苦笑)

話している間に
少し落ち着いたようで
僕まで謝られてしまいました。

『お母さん、ずるいです❢❢

僕のことも徹也と呼んで下さい』

そんな僕らを見て
七夜さんがやっと笑ってくれました。

『徹也、紗和さんに
そんな競うように言わなくも(笑)

俺も空煌でよろしく』

+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

「お風呂、沸いたから
二人で入って来なさい」

空煌さんが鞄から
着替えを出すのを待ち
二人でお風呂場へ。
∞お風呂場にて∞

『徹也』

空煌さんから話しを
振られたのは初めてです。

『何ですか?』

二人で椅子に座りながら
ゆっくりと聞き返しました。

訳ありなのでしょうが
急かしてはいけないと
分かっています。

『風呂出たら、紗和さんと
聞いて欲しい話しがある』

話してくれる気に
なったみたいで嬉しいです。

空煌さんが通う高校から
あの公園までは二駅分の
距離があり、更に
あそこまでびしょ濡れに
なるにはどしゃ降りに
なった時には既に、
あのベンチにいたことになります。

今日は、学校を出る時は
小雨でしたし、どしゃ降りに
なり始めたのはそれから
三十分くらいしてからだったはずです。

本屋さんの時計は
午後四時半を指していました。

僕が空煌さんを見つけたのは
午後五時頃だと思います。

数時間で僕らを
信じてくれたんですね……

+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

「出たのね」

僕らに気付いたお母さんは
料理を中断し、二人分の
麦茶を淹れてくれました。

「空煌君、さっきスマホが鳴ってわよ」

リビングのテーブルに
置きっぱなしのスマホを取り
電源を入れて確かめています。

『秋充から電話だな 』

その名前は空煌さんの
友人の一人だと知っていました。

確か、油島秋充 さんと
西名真治さんと三人で
よく一緒にいたはずです。

『油島さんですか』

「あら、徹也も知っている人?」

興味が湧いたらしいお母さんは
リビングに来て、僕に訊きました。

『ええ、空煌さんの
ご友人の一人です』

スマホを持ったまま、
考え込んでいるようです。

『かけ直さないんですか?』

もしかしたら、
“かけ直さない”のではなく
“かけ直せない”のでしょうか?

『あぁ、今はいい』

そう言って、スマホをテーブルの端に
置いてしまいました。

『徹也は俺の
性格を知っているだろうけど
今から話すことは嘘偽りない話しだ』

空煌さんがこんな前置きを
したのは、僕が彼の“本当”の
性格を知っているからです。

『僕からも一つ。

確かに僕は貴方の“本当”の
性格を知っていますが
それだけで判断したなら
数時間前に連れて帰ろうなんて
思いませんでしたよ』

それに、僕はわりと酷い人間です。

人助けは嫌いではありませんが
時に、“善意”を“お節介”と
言われたのは一度や二度ではありません。

ですから、見極めてしまう
癖がついてしまいました。

性格云々を抜きにして
数時間前の空煌さんは
放っておいたらヤバい目を
していました。

あのまま放っておいたら
二度と会えなくなるような
嫌な予感が頭の中を過ったのです。

だから、連れて帰っ来ました。

『紗和さん、徹也
俺の話しを聞いて欲しい』

空煌さんの話しは
胸の奥が痛くなるような
悲しい話しでした……

一言でいうと空煌さんは
実父に棄てられたということです。

理由は新しい女と
結婚するためだそうです。

これはネグレクトどころではありません❢❢

親というのは子どもが
成人するまで面倒をみるものです。

それを、新しい女が出来て
結婚したいがために子どもを
棄てるなんて言語道断ですよ❢❢

僕の隣で話しを
聞いていたお母さんは
立ち上がり空煌さんを抱き締めました。

『紗和さん?』

空煌さんは何が起きたのか
わからないという
表情をしています。

『お母さん、空煌さんが
吃驚していますよ』

僕の言葉を
丸無視して
何を言い出すかと思えば……

「ねぇ、徹也
空煌君をうちの子に
できないかしら?」

言うと思いました。

『それは、お父さんと
二人で相談してください』

「徹也は反対しないの?」

何を今更……

『しませんよ』

自分の事なのに
全く話しについて
来られない空煌さんは
黙ったまま、僕らの
会話を聞いています。

『待って下さい紗和さん』

やっと状況を理解できたんですね。

「なぁに? 空煌君」

有無を言わさない笑顔……

お母さん、怖いです。

そんな話しをした数時間後
お父さんが帰って来ました。

「お帰りなさい」

「誰か来ているのか?」

玄関での会話が聞こえてきます。

『お父さん、お帰りなさい』

リビングに来たお父さんに言いました。

『お邪魔しています』

空煌さんが緊張した面持ちで
挨拶をしています。

「徹也の友達かな」

『はい……七夜空煌といいます』

返事をする際に少々間が開きましたね。

“友人”と
答えてよいか迷ったのでしょう。

つい先程、公園で再会するまで
僕らは“知人”止まりだったんですから。

「良晴、着替えたら
話したい事があるの」

お母さんの真剣な目に
お父さんも何か感じたみたいです。

「分かった、着替えてくる」

+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

「それで、話しというのは?」

部屋着に着替え、ラフな格好で
リビングに戻って来ました。

「空煌君の事なんだけどね……」

僕の隣にいる空煌さんと
お父さんを交互に見ながら
お母さんが話しています。

「彼がどうかしたのかい?」

事情を知らないお父さんは
当然ながらお母さんの
言いたいことなど分かりません。

『どしゃ降りの中で
ずぶ濡れになっていた空煌さんを
僕が学校帰りに見つけて
此処に連れて来たんです』

空煌さんが“友人”というのは
否定しませんが彼が置かれている
状況と此処にいる経緯は
話さなくてはなりません。

「実は、空煌君は
実父に家を追い出されたの。

理由は新しい恋人と結婚するため、
それから、その恋人が自分と
年の近い子どもができるのが
嫌だと言ったからだそうよ」

「そうして、帰る場所を無くした
空煌君を数時間前に
徹也が見つけて連れて来たの」

お母さんの声に怒りが混じっています。

気持ちはわかりますけどね。

僕もできることなら
二人を殴りに行きたい気持ちです……

「帰る場所がないならうちにいなさい」

一瞬で判断を下さしましたね。

流石、お父さんです。

『秋鹿さん……』

「父さんと呼んでくれると嬉しいな」

「良晴、それは抜け駆けよ‼

私のことも母さんって呼んで欲しいわ」

似た者夫婦ですね……

『ええと……』

恐らく、僕を
気にしているのでしょう。

『空煌さん、僕のことは
お気になさらずに
二人をそう呼んであげて下さい』

きっと、長い間
此処にいることになるんですから。

『徹也がいいなら……

これから、宜しくお願いします』

やはり、僕を気にしていたんですね。

「俺達は今から
家族なんだから
敬語はいらないよ空煌」

“家族”ですか……

いいですね。

『では、僕は
空煌兄さんと呼びましょう』

空煌さん改め、空煌兄さんは
照れ臭いのか
そっぽを向いてしまいました。

『父さん、母さん、徹也
改めて今日から宜しく』

今日から、僕らは家族です。
空煌兄さんが家に来て
一ヶ月経ち、前の家から持っ来た
服だけでは足りないだろうと
四人で駅にある洋服店に
買い物へ来たのがお二人に
見つかるきっかけに
なるとは、僕も空煌兄さんも
予想していませんでした。

+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

「ねぇ、空煌
これなんてどうかしら?」

お母さんは楽しそうに
あれやこれやと持っ来ては
兄さんに合わせています。

何件か店を回り、
あらかた買い物が終わったので
お母さん達は先に車へ
戻ることになりました。

『よかったですね』

ついでとばかりに
僕の新しい服も
買ってもらいました。

『なんか悪い気がするんだよ……
あんなに沢山買ってもらっちゃって』

『いいんですよ。
お母さんもお父さんも
買い足りないって顔をしてましたよ』

空煌兄さんが《もういいから》と
言わなければ、二人はまだまだ
買っていたに違いありません。

お母さん達と別れて
二人でブラブラと歩いていたら
後ろから声をかけられました。

『油島さん・西名さん
お久しぶりです』

声をかけて来たのは
この一ヶ月、兄さんが
連絡をしなかった
ご友人二人でした。

『秋鹿、なんでお前が
こいつといるんだよ!?』

ごもっともです。

『訳ありでして……』

僕が勝手に話す訳にはいきません。

『理由は僕の隣にいる
ご本人にお訊ね下さい』

お二人も僕からより
兄さん本人から聞きたいはずです。

『徹也』

名前を呼ばれただけですが
そこに隠れた意味はわかりました。

話さなければと頭では
わかっているけれど
お二人に話すのが怖いのでしょう。

信頼していないのではなく
仲のよいお二人にだからこそ
言いにくいのだと思います。

しかし、僕からは話せません。

兄さんがご自分の言葉で
話さなければ意味がないのです。

どちらにしても
駅ビル(此処)ではゆっくりと
話しもできませんね。

『話しがとびますが
僕らはまだ買い物の途中でして
話しをするなら家がよいと
思いますが少しだけ付き合って下さい』

「それは悪かったな。

わかった、付き合おう」

西名さんが同意したからか
油島さんも渋々
付き合って下さるみたいです。

『ありがとうございます』

店に行く途中でお母さんに
電話をし、事情を伝えました。

『お二人は何か買うものは?』

「大丈夫だ、お前達に
会う前に済ましてある」

帰ろうとしたところで
僕らを見つけたということでしょうか。

『では、駐車場に行きましょう』

車の中で
お母さんとお父さんに
お二人を紹介しました。
「お邪魔します」

普段、俺様な
油島さんが敬語とか……ぷぷ。

貴重なところを見られましたね。

『徹也、今、こいつが
敬語とか、ぷぷって
思っただろう(笑)』

油島さんを指して
兄さんは僕に訊ねました。

バレてしまいましたね。

『兄さんの言う通りです(笑)』

一緒に暮らし始めて
一ヶ月ですが、兄さんの
言いたいことなどが
なんとなくわかるようになりました。

「お前ら本当の兄弟みたいだな」

そんな話しをしていたら
いつの間にか家に到着です。

+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

『どうぞお上がり下さい』

二人を兄さんの部屋へ案内し、
僕はお母さんとお茶の用意をしました。

「私達は向こうにいるわね」

お茶を運び終わると
お母さんが言いました。

「で、何で今まで連絡しなかった」

空煌兄さんは中々
話そうとしません。

友人だからこそ
言い難いのかもしれません。

親に棄てられたなんて……

『兄さん、大丈夫です。
僕もお母さんもお父さんもいますから』

“怖い”のでしょう。

お二人なら大丈夫と
思っていても拒絶や同情の
言葉や眼差しを
言われたり向けられたりされるのを。

『俺の話しを聞いてほしい』

深呼吸をした後
兄さんは二人を見て言いました。

「「わかった」」

返事を聞いて
此処一ヶ月のことを
ゆっくりと話し出しました。

✦実父に棄てられたこと

✦学校を無理矢理退学させられたこと

✦どしゃ降りの公園にいたこと

✦僕が見つけて家へ連れて来たこと

✦秋鹿家の養子になること

✦二人には知られたくなかったこと……

誰も話そうとしません。

お二人も何を言えばよいのか
分からないのだと思います。

まさか、
此処まで深刻な話だとは
予想していなかったに違いありません。

このまま続きそうな
沈黙を破ったのは油島さんでした。

なんと油島さんは兄さんの
後頭部を
バシッと叩いたのです❢❢

「俺達が同情なんかすると思ってんのか」

呆れた口調で言いました。

「俺達はお前に同情するほど
いい子じゃないことをわかってるだろう」

油島さんに続いて
西名さんまで呆れた口調で言いました。

そうでした(苦笑)

この二人の性格を忘れてましたね……

誰かを同情するような性格ではないですね(笑)

それが友人であっても。

『そうだったな(苦笑)』

それを聞いて兄さんがやっと笑いました。

『よかったですね』

僕も自然と笑みがこぼれました。
油島さんと西名さんに
真実を話た翌月曜日。

兄さんは今日から僕と
同じ学校に通うのです。

前の学校は強制とは言え
退学したことになっているので
もう一度通うことはできません。

この家からも遠いですし……

『今日から一緒に登校できますね』

兄さんはこの家に来てから
少し性格が丸くなった気がします(笑)

『そうだな』


無事に職員室に行けたでしょうか?

僕達家族には少し心を開いてくれましたが
お父さん以外の大人の男性と
話すのは怖いのではないかと心配です。

「徹也、おはよう」

読書仲間の南都芽君が
挨拶してくれました。

『おはようございます』

南都芽君と話していると
クラスでは仲がいい悠真君が
元気よく扉を開けて入って来ました。

「徹也・南都芽おはようさん」

『悠真君、おはようございます』

少しすると先生が
来たので席につきました。

+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

「徹也、お客さん」

昼休み、南都芽君に言われ
廊下に出ると
兄さんがいました。

『兄さん、いらっしゃいです』

二人は僕の台詞に吃驚したようです。

「「兄さん!?」」

正確に実兄ではありませんからね。

驚くのも仕方ありません(苦笑)

兄弟になって日が浅いですからね。

『徹也がお世話になってます』

兄さんがニッコリと笑いました。

秋鹿家に来てから兄さんは
長かった前髪をピン留めで
留めるようになり目を見て
話せるよいになりました。

もとが整っているので
笑うと半端ない破壊力があるのです。

案の定、友人二人は
頬を赤くして目を逸らしています。

「こちらこそ、
徹也にはお世話になってます」

お昼ご飯は
四人で食べることになりました。

『転校初日はどうですか?』

嫌な思いなどしていないでしょうか……?

『友達が出来た』

おや、早いですね。

『お昼はその方と
食べなくてよかったんですか?』

友人ができたのなら
昼食をご一緒しなくて
よかったのでしょうか?

『大丈夫だ。

ご飯は徹也達と食べて
昼休み中にクラスに戻る』

兄さんなら大丈夫ですかね(苦笑)

『わかりました』

二人に僕達が義兄弟になった
経緯を話すと
泣き出してしまいました(苦笑)

まぁ、想定内ですけどね。

この感情豊かな二人なら
泣いてしまうだろうことは
わかっていました。

とくに、読書仲間の南都芽君は
涙脆いので、悲しい話や
寂しい話に弱いのです。

『お二人とも、
そんなに泣いては
目が腫れてしまいますよ』

午後の授業は
後二時間分ありますからね。

もっとも、
六時間目は自習ですが(笑)

二人を宥めながら
時計に目をやると
お昼休みが半分程過ぎていました。

『兄さん、そろそろ
教室に戻られないと
新しくできたご友人と
話す暇がなくなってしまいますよ』

放課後に残ってお話する
ということもありでしょが
やはり、お昼休みとは違いますからね。

『そうだな。

じゃぁ、教室に戻るな』

『はい』
夕飯時、
兄さんの新しい友人の話になりました。

名前は坂根菻汰さんというらしいです。

何処かで聞いたような……

思い出しました‼

生徒会の副会長の名前です‼

見た目、不良っぽい兄さんと
明らかに真面目っぽい副会長。

正反対な二人ですね。

『あの気難しいと言われている
副会長とどうやって
友人になったのですか?』

下級生の間ではとても気難しい人で
近寄りがたいと言われています。

『気難しい?

クラスの中だとわりと気さくっていうか
はっきり言って、俺よりチャラい』

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