頼むから、

俺らの前からいなくなるな...


目を凝らし床を見た。

何かがキラッと光った

あ、あれは、

りおのお気に入りのピン!!!



「ハル!!いた!!!」


俺とハルはそこまで走り


りおを抱きかかえる俺の


体の中へハルも入った。



「...りお!りお!」



揺さぶっても全く動かない。