「諦めて白状しろ~このチャラ男め!」

「ひっでえww」


俺はヘラヘラ笑って、何とか話題を変える方法を考える。

正直、あんまつついてほしくねぇ~んだよな…。

気になってるのは本当だけど。


なんというか…、よくわかんねぇんだよな。


この感情がなんなのか。


「てか春野、昨日の課題はやったのかよ?」

「あっヤバッ!夏野~!」

「ん」


夏野が用意してたらしいノートを春野に渡した。

相変わらず、本から顔をあげずに。


読書家だな~夏野って。