よっちゃんは「茜ｻﾝが寝るまで俺が居てあげる」と言った。私は思った。《面白い》と。私はぬくもりが欲しくて身体を求めた。よっちゃんはそれに応えてくれた。

私は利用したのだ。でも何故かそれが快楽になっていった。だんだん麻痺していく自分に困惑しながらも次の相手を考えながら私はまた眠りについた。

よっちゃんは明け方に去っていった。