次の日

深君は周りの目も気にしないでずっと話しかけてくる。

(はぁー。女子の視線がつらいよ....)

「ねぇ。なんで私なの?もっとかわいい子いっぱいいるじゃん。」

「惚れたから。あとは秘密。あ、あとお前以外には興味ないから。」

ドキッ!!

なに私ドキドキしてんの!!ありえない。深君を好きになるとか絶対ない!
こんな感じで1日が終わった。

帰ろうと思って下駄箱を開けるとたくさんの紙が落ちてきた。
なんだろうって思って読んでみると

“深君からはなれて”
“調子に乗るな”
“ブス”
とかいっぱい書いてあった。

「くだらない(ボソッ)」

「華!!なにこれ!!許せない!!」

「蓮落ち着いて?私は大丈夫だから。帰ろ?」

「でも...まぁ華が言うなら...。なんかあったらすぐいいなよ?」

「うん。ありがとう!帰ろ!」



華side

1日中話しかけられて疲れた~なんて思いながら下駄箱を開けると紙が落ちてきた。
愚痴だろうなと思いながらも読んでみるとほんとに愚痴だった。
今でもこんなことする人いるんだ。
くだらないとおもった。
なのに蓮はとってもびっくりしたみたい。本気で心配してた。
いい友達もったなっておっもた笑


このボソッと言った言葉がこれを書いた人たちに聞かれていたともしらずに.....


深side

今日は昨日のこともあったから早く自分のものにしたくてかなり話かけた。
嫌そうにしながらも質問には答えてくれた。
そんな時なんでわたしなの?と聞かれた。もちろん好きになったからだ。
でもどこが好きなのかは聞かれたくなくてあとは秘密にしておくとにした。
俺は華と帰りたくて放課後追いかけた。でもそこに華はいなくて蓮と帰っていた。