家に着くと、実希さんは "うわー" を連呼していた。

「風呂、どうすんの⁇
俺、1番最後でいいけど……誰から入る⁇」

「私 入りたーい。」

「私もそれでいいよ。
んじゃあ、お風呂沸かしたりするから ちょっと待ってて。」

どうやら、実希さんから 風呂に入るらしい。

まぁ、客人だし 後に入ることになったら、俺もちょっと気がひけるから 丁度 良かったかも。

俺はそのまま、自分の仕事部屋に入って、パソコン立ち上げて 結婚式とかのことについて相談している式場スタッフの人に プロポーズが成功したことをメールで伝えておいた。

別に、する必要ないと思うんだけど お世話になってるし、一応。