「未来……あんたとあんたの旦那が1番 すごいよ。

私が煩くするのよりも ずっと……。」

実希さんが頼んだピザを食べながら 言った。

「2人だけの時にそういうのはしなよ。
ここには、他に4人居るんだからさ。」

……⁇
頷いた透哉さんに実希さんは

「やっぱり、思ったよね⁇」

と確認⁇をした。

透哉さんも⁇

「うん。
すっげー、久しぶりに "おい、リア充め‼︎" って思った。」

「私もそう思ったよ。」

……あ、今 パスタを食べさせあったことのことを言っているのか。

「2人とも、リア充なんじゃないの⁇」

透哉さんには 美嘉お姉ちゃんがいるし、実希にも誰か知らないけど 居るんでしょ⁇」

未来はキョトンとした顔で 透哉さんと実希さんに言った。

「「それとこれとは、また話が違う‼︎」」

透哉さんと実希さんの声が揃う。

「いや、違うことないでしょ。

美嘉お姉ちゃんなんか、もうすぐ子供 生まれるんでしょ⁇
私と燕よりもリア充じゃん。

ねぇ、燕⁇

……燕⁇どうしたの⁇」

「周りの目とか 全く気にしてなかった……すげー、恥ずかしい。」

と俺は呟いた。

俺なんか、もう30近いおじさんなのに……。

家に居るときくらいの勢いだった。