「ちょっと待った。」

お義父さんが会話に入ってこられた。

「もうすでに同棲しているのか⁇」

……え⁇未来、言ってなかったの⁇

「お母さんたちが海外 行った時から、燕の家に住んでるよ⁇」

「そういう大切なことは言いなさい。
何で、今まで 言わなかったの⁇」

うん、俺もそう思う。

「……ごめんなさい。
言ったつもりになってた。」

「ごめんなさいね、燕君。
未来、今まで たくさん迷惑かけてたでしょ⁇」

「いえいえ、そんなことないです。
僕が未来に迷惑をかけていたくらいですから。」

入院のこととかも含めて、色々 未来には迷惑をかけた。

「ねぇ、お父さん お母さん……もう1回 確認するけど、本当に燕と結婚していいんだよね⁇

赤ちゃんも、産んでいいんだよね⁇」

「あぁ。」

未来の問いにお義父さんが答えられた。

良かった、最終的には受け入れてもらうことができて。

未来はイキナリ、俺に飛びついてきた。

「ちょ……未来、急に危ないだろ⁇」

ちゃんと未来をキャッチできたけど、できてなかったら 床にダイブ状態になってた未来に言う。

「そうよ、大きな衝撃がお腹に来ると 赤ちゃん 居なくなっちゃうわよ。」

……そっか、そうだな 危ない。

「……気をつけます。」

未来はそう言い、お腹を撫でていた。