提示板の近くは人だらけで全然見えねぇ




「あ、湊、こっち!」



声がした方をみると大和撫子という言葉がぴったりの美人が手をふっていた




「よっ!おはよ、美冬」




「おはよ!
あ、この人が睦月君?

はじめまして、あたしは神崎 美冬


湊の友人なら呼び捨てでいいよ」




『俺は上空 睦月
俺も呼び捨てでいい』




「上空(うわぞら)ってめずらしいね   


なら4人一緒のクラスね!」



『4人?』



「あー、今はいねぇけど美冬の親友の確か
宇佐見 美月ちゃんだっけ?
その子をいれて4人」




『で、その子は?』




「美月かなりマイペースなの
だからたぶんギリギリにくるわ」




「いやー、でも同じクラスで良かったな!
美月ちゃんが来たらまた自己紹介しようぜ


俺も美月ちゃんに会うの初めてだし」




「美月見て惚れないでよ?」




「大丈夫!俺は美冬一途♪」





・・・・朝から何してんだ