「まあな
まずおまえに生徒会はいってほしい」
『ことわる』
「……即答だな
バイトがあるからか?」
『自分1人暮らしだからバイトしないと生活できない』
「なるほどなー
ならおまえはいいから神崎 美冬をいれたい」
『それはダメ
美冬門限厳しいし
それにもし美冬が1人で生徒会はいったとしてイケメンな生徒会長のファンがいじめをはじめたらどう責任とるの?
いくら美人で頭と家柄がよくても認める人と憎む人が必ずできる
生徒会長は男だからわからないかもしれないけど女は影で行動する
だから生徒会長が手を出すなっておどしても影でいじめるかもしれない
それでも美冬をいれるの?
言っとくけど自分が全力でとめるから』
「……おまえ」
キーンコーンカーンコーン
『あ、授業終わった
じゃ、生徒会長』
子猫を膝からおろし、教室へ向かった