「なにしてんの?」



気がつくと学校スタイルにもどった美月がいた



『生徒会はいれってしつこく言ってくるの

あたしは断ってるんだけど……』




「断ってるんだから他あたってよ 
……えっと、あんたたち誰?」



「「……」」



そっか、美月入学式でてないから知らないんだ




『生徒会長と副会長だよ』




「……生徒会長と副会長」




「おまえも新入生か?
神崎 美冬は生徒会に必要なやつだ
おまえの知ってるとおりこいつは頭がきれ、しかもこの容姿、そして家柄も良い
だから生徒を引っ張るにはいい人材だと思って勧誘している」




「美冬が断ってんだからもういいでしょ?
店にも迷惑なんだけど」




さっき思ったけど美月一応この2人先輩なんだけど…




「はぁー、今日はひきあげる
おまえ、名前は?」






「……宇佐見 美月」




そう言うと生徒会長と副会長は店からでて行った



生徒会長が笑っていたことに2人は気づかなかった