ガチャ…

庭へつながるドアを開けると、気持ち良い風が吹いた。


「やっぱり最高」


私は高いヒールを脱ぎ、柔らかい緑の芝生の上に足を置く。


やっぱり裸足でいるのが一番いいわね。
そう思いながら日当たりのいい場所を探し、ドレスのまま座る。


「あったかい…」


このまま寝てしまいそうな気分になる。