「そのままの意味です。」


「なっ!ひっどい!!」


頬を膨らまし子供みたいに拗ねてる私を完全に無視すると、ミルロンはアクセサリーを選び始める


「今日のドレスにはやっぱりシンプルなものが合いますね。ダイヤモンドかピンクパールどちらがいいですか?」


ミルロンは目を輝かせて私に尋ねる


「まかせるわ。わからないもの。」

ミルロンと違って私はそういうことには疎いのよ。