「…様、…にゃ様!ラーニャ様!!!起きてください!」



「ん、んん〜おはようミルロン。」



今日もメイドのミルロンに起こされ朝が始まる。ミルロンは私と同じ歳で仲のいい友達みたいな関係なんだけど、メイドの仕事をするときは私よりもずっとしっかりしている。



「今日はパーティーですよ!!早く用意をしなければならないのですよ!!」

「パーティー??そーだったっけ?」



私の記憶にはないのだけれど…。


「そーですよ!!他の国の方々がいらっしゃるのですよ。」


「…あ〜。もしかして私も挨拶しないといけない感じなの?」


「当たり前ですよ!!!!!!だから早く起きて用意をなさってください!!」