お店に着いて、少しその女性について聞いてみた。
その女性の名前は、リカという名前だそうだ。
それ以外はあまり教えてくれなかった。

｢そろそろ、本題へ入りましょうか｣

そうリカさんに言われ、私はうなずいた。

リカさんの話によると、私の中にあるいろいろな黒い感情を、なくしてくれるとか

リカさんは、生まれつき、その人のいろいろなことが直感でわかるらしい。
人から滲み出てる、その人の色や、
今持っている才能や、
まだ開花していない才能、
他にも、その時の感情などがわかるらしい。

そして、その才能を生かせる職業についているらしい。

まだよくわからなかったが、１番気になる事を聞いてみた。

｢給料ってもらっているのですか？｣

いきなりの私の質問に少し困りながらも、丁寧に答えてくれた。

｢給料はもらってませんよ。ただ、住むところや食べるもの生活に必要な物は全て私が働いている恋殺という、会社が用意してくれています。何不自由ない暮らしをしていますよ。｣

その会社に私も働きたい。純粋にそう思ってしまった。

｢私の話はこれぐらいにして、あなたのその恋心、殺しましょうか｣