だから棗がプレゼントを貰うと悔しいのだ。



「ナツ?どうかした?」



棗がぅちに心配そうに尋ねてきた。



「ぁ、いや、何でもない」


ぅちは曖昧な答えを返す。


「ならいいけど★」



棗が無邪気な笑顔で言う。


可愛かった。