目の前にいたのは、推測通りオレと同い年位の少年2人組。


2人はオレが声をかけた瞬間体を固まらせ、モゴモゴ口ごもる。


「あっと…その………」


その姿をジーーーッと眺めてたら、2人があの京極と春日だと気づいた。


「彼方どうしたの……って、アレ?」


2人と会話している途中で絵を描き終わった朔もやって来て、4人でお喋りスタート。


京極の話によるとピアノの音色につられて庭に行っちゃった春日をどうにかしようとしていたらしく……この日、オレ達は2人と2人に別れてたのが“4人組”になったんだ。


性格はまぁーー皆バッラバラ。