次の日、昨日の言葉が

あったからなのか分からないけど



玄関を出た時百合飛が居た




「おせーよ」



そうくしゃって笑うゆりとに



ほっこりしながら



「おはよっ」


って返す





そのまま、ヘルメットをかぶって

学校までにけつして行く




校門まで行った所で
人だかりができていた




百合飛はバイクを止めて
その人だかりを
じっと見つめていた





「百合飛?どーかしたの?」



百合飛は舌打ちをして

「行くぞ」


そういって、手を引っ張ってきた



いや、舌打ち何!?


てか、人だかり何かあったのかな?






人だかりを避けていこうとすると






「百合飛、やっと見つけたっ」




そう言って、抱きつく
女!?!?と思ったら
男だった。



「まじだろーよーみつけたなあ。」



よこには五十嵐の姿



「だるい帰れ」



不機嫌な百合飛


本気で意味がわかんない



「戻ってきてよ俺らの黒龍に」




ん?黒龍?



ぁあ、そうだ
あいつが潰そうとしてた暴走族だ


『黒龍が強いんだよな〜
黒龍の上に立ちてぇよ』




頭が痛い