警察いなかったら100天満点っ




「出発進行〜」







きっとこのバイクをミヤビが
乗ってることは誰も知らない






裏門までうちを乗っけたまま



おして、そこからミヤビは
エンジンをかけた。





ブォォォオオオオオン





めちゃくちゃ近所迷惑な
音が響く校舎からもここは見えない




音がうるさすぎてミヤビの声も




聞こえない




『アズサ、好きだよ』



あぁ、まただ






『なんて言ってるか




聞こえないよー』



まだ、過去が思い出に出来てないんだ




バイクの後に乗ると調子狂うな