「メット被れよ」



そう言って、アタシの頭に


ヘルメットを被せてくれる




ゲームセンターから出て


バイクに乗って



百合飛の後ろで


空気を感じる





ぁあ、もうアイツの事


あんまり思い出さない





『オマエの幸せが


俺の唯一の幸せだったから』





そう。もう少しで



思い出に出来るね