「だからミヤビだって」



ミルクティー君は
ため息をつくと


「お前状況理解してねーだろ


俺の横の部屋は、朔の部屋だ」




さく?

誰それ



「俺ともー1人居ただろーが」





「あ、オレンジ君か」




オレンジ君の、ことだよね…?




クククククッ



横で笑い声が聞こえる




「あいつの名前は、

五十嵐 朔(いがらし さく)」





名字かっこよくない?!


顔がよければ名字よしじゃん!!





てか、ミヤビ変態くんといて
大丈夫なの…?


「ミヤビ犯されたりしてないよね…?」




不安げにそーゆうと、

「されてねーだろ
あいつ、チキンだし」



そう言ってまた煙草に火をつける

いや、煙草吸いすぎじゃない?




「ミルクティー君、
煙草吸いすぎだよ」



ミルクティー君の
顔が歪む



「お前、今何つった?」



綺麗な顔が物凄く怖い




「いや、ミルクティー君だけど?」




すかさず言い返す

だってそーじゃん!!