家でひたすらDSをした



ミヤビに全敗して不機嫌さMAX!!





「ねぇ、アズサ?」




ミヤビが虚ろな目で
アタシのことを捉えた





「どーしたん?」



久々に見たミヤビのこの目






「ミヤビさ、ほんとに人のこと
好きになれないのかも」




今日この話をアタシに
したかったのだろうか



ずっとミヤビは
苦しめられるのだろうか



あの、悪夢のような過去に



「朔くんに、告白されたの!」




……!?




「え!?まじ!?」



めが点になってしまったよ




「うん。…だけど、
どーしていいのか正直
わかんない。」





「過去を言ったら離れていく

そう思ったら返事が出せない」





「でも、過去のせいで気を使わせたく
も、ないんだ」




「結局答えが見つかんない」






ポツリ、ポツリ呟くミヤビ



ずっと考えてたんだ


ずっと悩んでたんだ



「気づいてあげられなくて

ごめん」




最近自分のことばかりで


周りが見えてなかったな




1番見てあげないといけない
親友のこと見てあげれてなかったんだ