「よかったー2人とも


もー、バイクに乗ってないのかと


おもったよ〜」




ケロッと笑う威吹くんは


ほんとに女の子みたい




「いくぞ」




そういう百合飛の



あとについて行くみんな




校舎裏にきて、



ミヤビは五十嵐の


後ろへ




あたしは百合飛の後ろへ跨った




威吹くんは見かけによらず



白と金のバイクに跨って




準備万端みたい