女の子の隣にいたお母さんらしき人が

僕の隣のベットの荷物を整理しだして

一段落した様子で僕等に挨拶をした。


女の子は頭を下げる程度だったが

頭を上げるとき目があった。

数分…。いや数秒もなかったが

僕は時が止まったかの如く

その子を見ていた。





あぁ、これが一目惚れってやつなのか。

初恋ってやつなのか。

まさか自分が一目惚れするなんて

思っても見なかった。