昼ごはんも食べ終わり
ゲームをしていたら彼女が帰ってきた。
お母さんと一緒に。
でも、二人共普通に笑顔だ。
ガラッ
あ、母さん。
「タケル〜、昨日は来れなくてごめんなさいね!
パパと昨日はデートだったのよ。
久しぶりで楽しかったわぁ♡うふふ」
あー、はいはい。って感じだ。
うちの親はすごく仲良くて
僕が入院してる事をいい事に
沢山いろいろしてるみたいだ。
たまの休みくらい父さんだって
顔出しに来いよ!
ホントに呆れる。
「あら!あらあらあらあら
まぁ!お隣さんに可愛らしい女の子が
いるじゃなーい!!」
はぁ、この人はホントに面倒臭い。
彼女達にも聞こえる声で。
「こんにちわ。ハマと申します〜
お隣の息子のタケルです。その母です!
よろしくお願いしますね!」
この人のこのハイテンションと
声の高さは何処からでているんだろう。
「どうも。カシマと申します。
よろしくお願いします。」
彼女のお母さんはとても冷静だな。
まぁ、このハイテンション
ほとんどの人はついていけないだろう。