私の温もった手の平の中には、小さい頃疾風から貰った四つ葉のクローバーが握り締められていた。
教室に戻って堀川先生の話も終わり帰ろうとしていたら……
「待って!」
「?」
「その手の平の葉っぱって……」
「えっ。あっ、えっとこれ前に……」
疾風は、私が言い終わる前に私の手を握って……
チュッ
私は一瞬でゆでダコの様に赤くなった。前私が疾風にした時と同じ位置にキスをされた。
それは唇だった――――――
呆気に取られていると
「置いていくぞ。」
何も無かったかのように疾風は私の手をすかさず握って、まるで恋人の様に引っ張って行った。
私は幼稚園の時からこの行為をされるのが1番嬉しかった。そして、ドキドキした。それはその時の疾風の表情が凄く可愛かったからだ。
教室に戻って堀川先生の話も終わり帰ろうとしていたら……
「待って!」
「?」
「その手の平の葉っぱって……」
「えっ。あっ、えっとこれ前に……」
疾風は、私が言い終わる前に私の手を握って……
チュッ
私は一瞬でゆでダコの様に赤くなった。前私が疾風にした時と同じ位置にキスをされた。
それは唇だった――――――
呆気に取られていると
「置いていくぞ。」
何も無かったかのように疾風は私の手をすかさず握って、まるで恋人の様に引っ張って行った。
私は幼稚園の時からこの行為をされるのが1番嬉しかった。そして、ドキドキした。それはその時の疾風の表情が凄く可愛かったからだ。