結局、学校についたのは遅刻ギリギリで、
教室に滑り込みセーフした。
「いと~!おはよぉ」
体育館用のシューズを抱えて
小動物みたいにぴょんぴょん跳ねてきたのは
小谷風花(こたに ふうか)。あたしの唯一の親友であり、友達。
「おはよう」
「いとが遅刻ギリギリなんてめずらしいね!」
「う~ん、ちょっと色々あって・・・」
「いろいろ?」と、首を傾げる風花。
風花の反応はいちいち可愛くて、
くりんと上を向くまつげに、
カラコンをいれたみたいに大きな黒目につかまったら、
女子のあたしでさえ、たまにドキッとする。
いや、ほんとにたまにだけど。
「てゆうか、なんでシューズ持ってんの?1時限目体育だっけ。」
「いや、なんか臨時集会らしいよぉ。噂によると、新任の先生が来るとか!!」
情報収集が光の速さなとこも相変わらず。
「新任の先生?」
あたしの反復に、風花はこくこくと頷く。
「この時期に新任とかめずらしいよね~っ」
教室に滑り込みセーフした。
「いと~!おはよぉ」
体育館用のシューズを抱えて
小動物みたいにぴょんぴょん跳ねてきたのは
小谷風花(こたに ふうか)。あたしの唯一の親友であり、友達。
「おはよう」
「いとが遅刻ギリギリなんてめずらしいね!」
「う~ん、ちょっと色々あって・・・」
「いろいろ?」と、首を傾げる風花。
風花の反応はいちいち可愛くて、
くりんと上を向くまつげに、
カラコンをいれたみたいに大きな黒目につかまったら、
女子のあたしでさえ、たまにドキッとする。
いや、ほんとにたまにだけど。
「てゆうか、なんでシューズ持ってんの?1時限目体育だっけ。」
「いや、なんか臨時集会らしいよぉ。噂によると、新任の先生が来るとか!!」
情報収集が光の速さなとこも相変わらず。
「新任の先生?」
あたしの反復に、風花はこくこくと頷く。
「この時期に新任とかめずらしいよね~っ」