そして30分ほどしてついたマンション。


「やっぱ良いとこ住んでるんだねー。」


マンションをまじまじと見るユリ姉。


「今度泊まりいくから!亜美と!」


「まぁ二人ならいつでもどーぞ。

じゃあ送ってくれてありがとね!」


私がそう言って車から降りると

瞬も車から降りた。


「俺はこっから電車で帰るし。

遠いからここまででいいわ。」


「え?そうなの?」


「渋谷からなら乗り換えなしで帰れるしな。

ユリ、さんきゅ。」


「はいはーい。

じゃあ二人ともおやすみ!

また明日ね~。」


ユリ姉はそう言って

さっさと帰っていった。


「じゃ、おやすみ。」


「おやすみ。

気を付けてかえってね~。」


私も瞬に別れを告げて

マンションへと入った。