それから長曽我部さんや

演出家さんや多くのスタッフに見守られながら

私のポジションや動きなどを確認していき


やっと半分確認が終わった。


と、言っても私はまだまだ覚えられてないけど……………



「ここで美鈴ティアラつけるから

ここの登場はお姫様的な感じにしたいよな。

女王様的な。」


と話すのは長曽我部さんと演出家さんと瞬。

おかしいな、私はいれてもらえないな。


「なんかゴージャスな椅子とか用意するとか。」


「たとえば俺が使用人みたいになるとか。」


「とりあえずドレスは着せるか。」


「青がいい。」


とりあえず私も発言しておいた。


「青~?」


「綺麗なロイヤルブルーね。」


「はいはい。」


私の意見もいれてもらわないとね。