「んー、あんま考えた事ないなぁ」


「…そっか。まー、そういう事だから、宜しく」






好きな人がいない。っていうと、嘘になる。
でも、好き?って聞かれると答えられない自分がいて。






それに、今の関係が崩れるのは絶対に嫌。
それなら、友達を続けていた方が楽だ。



そう、思っていたの。



でも、由宇のこの相談がきっかけで少しずつ私達四人の関係が変わろうとし始めていた…。