「しかし、大変やねー。」
「でもまぁ、こういうのもたまにはいいかなって」

「…俺な、しろたんって川木の事が好きやって思ってた。異常に仲がいいし」


…やっぱ、誤解されてんじゃん。


「…誤解されない為に言うね。しろたんは、亜季の事が好きだし、私はしろたんを先生、友達にしか見てない。」

「…そっか。」
「…じゃあ、よろしくね。」

私は、怪しまれないようにみんなの中にはいってく。



「何乗る〜?」

「ジェットコースターっしょ!!」
張り切るのは裕也。

「由宇、ジェットコースター好きでしょ?行ってきたら?」
「えー?智莉は?」
「…私はパス。」

じゃあ。と裕也と由宇がジエットコースターに向かっていく。


私は、そんな二人に手を振る。

「しろたん達はいいの?」
「私は今回パス。ミニだし。」
「あー、俺も」


「なら、待ってますか。二人を」



日曜の割に、今日の遊園地は人があまりいない。

だから、二人を待つことにした。