それから、放課後。私達は部活が同じ為、四人で部室へと歩いていた。



「…川木。少し相澤の事で話あるから、来てもらえるか」

すると、部活の顧問であるしろたんに呼ばれた。
「…あ、はい。んじゃ、先行ってて?」
「うん、わかった」

私は三人に手を振ると、しろたんについていく。

「先生?優佳がどうしたの?」

優佳も亜季も、同じ部活仲間。

「あぁ、部活をやめるらしい。」
「え?」
「…やっぱ、モデルの仕事が忙しいから続けるのは不可能だって言ってた。」
「…そう、ですか。」
「で、女子部長であるお前の意見を聞こうと思ってな。」