「ヒック…ウック…あ―もぅ!
止まってよ…ック…」
涙は…止まってくれないみたい。
もう帰ろう。
そう思って立ち上がった。
今まで看板に隠れてたからしゃがんでたの。
そして見る…蓮の背中。
女の子と腕をくんでる…蓮。
「終わりかな。もう…」
信じたかったよ、蓮。
やっぱり、こんな嫉妬深い彼女は駄目だね??
蓮の背中に向けて呟いた瞬間。
どうしてこのタイミングで振り向くのかな??
蓮とバッチリ目が合ったんだ。
「やばい。」
私は呟いたと同時に走った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…