不思議に思いつつ待ち合わせの喫茶店へ…
女はキャーキャー言ってる。
まじうぜ…つか香水くせぇんだよ。
ハルはな?ふわってシャンプーの香りがするんだ…すっげ好き…って俺変態じゃん!!
あ―ハルに会いたい。
「じゃぁ移動すっぞ。」
先輩に続いていくと俺の腕に女がまとわりついてきた。
先輩達は嬉しそう。
俺は、死にそう。
「まじやめてくんねぇ?」
そう言うつもりだった。
だけど…後ろから、なんでだろうな?感じたんだ。
「もぅ終わりだね。」
かすかに聞こえた。
大好きな声…
振り向くと…ハル!?
ハルは逃げた。
俺は女をふりほどいてハルを追いかけた。
「ハル!!!」