―ガラッ



まずは何年なのか聞かなきゃだな…。



『はぁ…。』



―ドスッ



「どこ見て歩いてんだよ!」



『あぁーすみません』



大柄の男5人程か…。



「この俺にぶつかるとはいい度胸だな」



『何がいい度胸なんだか。』



「んだと!?」



「なあなあ兄貴ー」



「なんだよ」



「こいつ良く見たら良い刀持ってますしいい体してるじゃないっすか」



『見ないでくれるか?気持ち悪い』



「てめぇさっきなら俺らに偉そうな口を聞いてんなぁ?」



『はぁ?偉そうにしてんのはそっちだろ?』



「お前ぇぇえ!!!!」



―ゴスッ!!!



「…カハッ!!!」



『面倒臭いなー…。1人倒したから4人か。まとめて掛かってこいよ』



クロを抱えてるし



刀も持ってるからな



動きにくいが片手でなんとかするか…。



「所詮女が男に勝てる訳ないだろ!お前ら!行くぞ!」



「「「はい!」」」



『女だからって馬鹿にすんなよ』



「シャャャヤ!!!!」



「「「うおおおおお!」」」



―ドスッ!!!



―バキッ!!!



―ドカッ!!!



「グハッ…!」



「……グッ…ゲホッ…」



「兄貴…こ…いつ強いっす…」



「な…なんでだ…動きが見えなかった…。」



『……』



刀を確かに振ってきたが



1発で倒せたんだが



『弱くね?』



「にゃー」


「クソッ…仕方ねぇ…!うおおおおおおおお!!!!」



『後ろガラ空きだ。』



―バキッバキッ!!!



「グアアアアアアアッ!!」



骨折れたかもな〜



まぁ放置しといていいだろ