「キ…キスマークぅぅぅっ!!??」
「ちょっ…美結りん!声大きすぎっ!」
しーーっ!と佐藤ちゃんが人差し指を立てる。
ごめん…と声を潜め、ボソボソと小声で聞いた。
「この赤いのって本当にそれなの⁉︎ 虫刺されとかじゃなく⁉︎ 」
指を差しながら聞き返すと、佐藤ちゃんは「うんっ!」と自信あり気に微笑えむ。
「絶対にキスマーク!美結りんって彼氏いたんだ。何も言わないからいないのかと思ってた!」
どうりで勝負下着の話、詳しく聞きたがったワケだね〜って。やめてよ、今そんなこと言うの!
ニヤついてる佐藤ちゃんの視線が痛い。
ごまかすように目を逸らすと、不思議そうに聞き返された。
「あのさぁ…ちょっと聞くけど、美結りんってもしかしてまだ未経験?」
あっちの方…と佐藤ちゃんがウインクする。
何と言っていいか答えに詰まるけど、キスマークが分からなかった時点でバレてる。
「……うん……何となく縁がなくて………」
遅いでしょ…と開き直り。
絶対に笑われると思ってたら、佐藤ちゃんは羨ましい…と囁いた。
「エッチなんて早く経験すればいいってモンじゃないよ!特に初めては好きな人とした方がイイし、その方が後で絶対に幸せになれる気がするよっ!」
「佐藤ちゃんは今の人が初めての相手なの?」
左手の薬指を見ながら質問する。
「ううん、別の人。高校時代に付き合ってた彼だったんだけど、あんまり本気にもならないうちにシちゃって後悔してる。まあ君に初めてをあげれば良かったなぁ…と、今でも時々思うことあるよ」
「ちょっ…美結りん!声大きすぎっ!」
しーーっ!と佐藤ちゃんが人差し指を立てる。
ごめん…と声を潜め、ボソボソと小声で聞いた。
「この赤いのって本当にそれなの⁉︎ 虫刺されとかじゃなく⁉︎ 」
指を差しながら聞き返すと、佐藤ちゃんは「うんっ!」と自信あり気に微笑えむ。
「絶対にキスマーク!美結りんって彼氏いたんだ。何も言わないからいないのかと思ってた!」
どうりで勝負下着の話、詳しく聞きたがったワケだね〜って。やめてよ、今そんなこと言うの!
ニヤついてる佐藤ちゃんの視線が痛い。
ごまかすように目を逸らすと、不思議そうに聞き返された。
「あのさぁ…ちょっと聞くけど、美結りんってもしかしてまだ未経験?」
あっちの方…と佐藤ちゃんがウインクする。
何と言っていいか答えに詰まるけど、キスマークが分からなかった時点でバレてる。
「……うん……何となく縁がなくて………」
遅いでしょ…と開き直り。
絶対に笑われると思ってたら、佐藤ちゃんは羨ましい…と囁いた。
「エッチなんて早く経験すればいいってモンじゃないよ!特に初めては好きな人とした方がイイし、その方が後で絶対に幸せになれる気がするよっ!」
「佐藤ちゃんは今の人が初めての相手なの?」
左手の薬指を見ながら質問する。
「ううん、別の人。高校時代に付き合ってた彼だったんだけど、あんまり本気にもならないうちにシちゃって後悔してる。まあ君に初めてをあげれば良かったなぁ…と、今でも時々思うことあるよ」