「凛桜俺ん家こない?」

「行きたい!」


聖奈くんち!!


「じゃあ決まりー。凛桜ママに電話したら?」

「うん」


プルルルルプルルルルプルッ


『もしもしー?』

「あ、お母さん?」

『どーしたの?』

「今日、聖奈んち泊まるねー」

『はーい』

「じゃね」


OKマークを作って聖奈くんの方を向くと

「相変わらず凛桜んち緩いのな」

って笑った。


「じゃあ帰ろっ!」

「あー、俺と玲奈は夏音たち待つからー」

「あ、はーい!じゃあ、さよなら!」

「じゃね、ねーちゃん。さよなら、しゅう先輩」