『はい!』

後ろにハートマーク付きそうだよ。


「俺の玲奈に暴言吐いたら許さないよ?」


なんて、普段のけだるさはどこへ行ったの。
冷たい瞳を細めていう。
これで、落ちたね。
この子たち。

でも、それと同時に柊弥さんガチ切れしてるかんね。


そこまでは良かった。
いつもどーり。

でもここからは違った。

柊弥に抱き寄せられ、首筋にキスされた。
そしてチクッと刺すように走った痛み。


『きゃー!!!!』


こりゃダメだ。