「チャラくないの?」



「もー、失礼だなー」



篠くんは、頭の後ろに腕を組んで仰向けになった。



「まぁ、実際チャラいんだろうけどね?ごめんね、今湖々ちゃん品定めしちゃった 」



そう言って顔を歪ませた篠くんは、真剣な顔つきでこう言った。